Contents
著者:
板垣英憲
ポイント:
・孫は新しい事業に挑むときや苦難にぶつかったときにこの25文字を頭に浮かべていた。
・孫が20代中盤の頃に自ら開発した経営指針
・兵法書”孫子”からピックアップした言葉に、孫が独自に考え出したオリジナルの言葉を組み合わせた25文字の文字盤で著されている。
・ランチェスターの法則+孫子の兵法+孫正義の経営実践&哲学=孫の二乗の法則
・この法則を説明した”ソフトバンクアカデミア開校式”での講義はインターネットで見れる。
・孫正義は決められないことまで無理に決めようとはしなかった。将来のことは大体の方針を決めておけばよい。
・いかに優秀な人でも一人では何もできない。大きなことを成すためには、志を共にする協力者がどうしても必要だ。
・成功のためには行き当たりばったりで、まぐれ当たりで得た果実というのは続かない。単なるそのときの根性というだけで得たものは続かない。
・仕組みをつくって、システムをつくって、法則をつくってという形でいかないと、大きな組織づくりというのはできない。継続して、勝つ仕組みはできない。
・コミットメントは努力目標ではない。命をかけて実現しなければならないほど厳しいものである。
・死ぬほど情報を集めて、死ぬほど考え抜いて、死ぬほど選択肢を出して、あらゆる選択肢を網羅して、そのうえで九九・九九%削ぎ落として、絞り込む。これもあれも、みんなやるというのは戦略ではない。
・さりとて、「九割の勝算」まで、グズグズして待っていると、ライバルに先を越され、後塵を拝することになってしまう。
・だから「七割の勝算」を確信できたとき、勝負に出るべきだというのである。まとめていえば、リスクを取ることは大切だが、「三割以上のリスクは冒さない」ということだ
・圧倒的ナンバーワンになれるという自信のある分野にしか、そもそも手をつけない。圧倒的ナンバーワンになるという戦略が見えた、その分野だけに手をつける。
・その代わり、「自分がやれると、やれるはずだと思える分野では、絶対一番になると決めて。決めたら、とことんやり抜く。勝ち癖をつける、勝ちにこだわる、一番にこだわる、圧倒的ナンバーワンにこだわる。自分を追い込む。腹をくくる。
・退却するには十倍の勇気がいる」と言い、その難しさを認めながら、家庭を崩壊させず、会社を滅ぼさず、国を滅ぼさないために、ピンチに立ったときに「退却の勇気」を発揮する必要性を力説している。
・孫正義は二宮尊徳、織田信長、坂本龍馬、渋沢栄一の四人を尊敬していた。
・発明は自動化(自動的に生み出すようにプログラム化)する。
・交渉の達人である孫正義の5つの極意
①自分自身を100%説得する
②相手に対して尽くしてあげたいと本当に自分が心底から思う。
③思わず惹きつけられる殺し文句を、タイミングよく情熱を持って相手にはく。
④外国人を相手に英語で喧嘩できるくらいのコミュニケーション能力を持つ
⑤粘っこくしつこく、相手が落ちるまで諦めずに口説き続ける。
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